アンチ3密のこのご時世だというのに
自然災害は容赦なく人間を襲ってくる。
避難所へ行くこと自体を躊躇って
命を危険にさらすことは本末転倒である。
「避難所に行っても大丈夫。」という環境づくりを
早急に進める必要が出てくる。しかも、それを住民に周知する事も重要。
となると、住民が避難所に集まってくることを前提に
いかにハンドリングするかがカギになる。
という事で、まず「人のゾーニング」を中心に考えてみる。
そこから「場のゾーニング」の厚みが見えてくるはず。
【待機ゾーン】を設ける
ここは言うなれば「ダム」の役割。
HUGをやった経験がある方はご存知のように
集まってくる「人」を闇雲に収容していくと
後の避難所運営はカオス状態になってしまう。
そこで「ダム」で一旦、入り口を(自然に)絞る仕組みを作る。
・待機ゾーン内でグループごとに距離を保つこと
・グループの荷物・ペットもここに集める
【待機ゾーン】のポイント
意識づけと準備のための場所。
簡単なイメージので言うと「テーマパークのアトラクションに並ぶ」
シチュエーションに近い。
「これから入る為に待とう」「係員の指示に従って行動しなきゃ」
といった意識づくりの場になれば幸い。
【待機ゾーン】でやる事
「人のゾーニング」のために…
・避難所利用者として登録する。
《避難者カード》@ひと世帯配布
・代表者(主として世帯主)を決める。
ここまで進んだらグループ代表者を【受付】へ誘導する。
感染症リスクを考えた避難者収容フロー②へ続く。
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